行政書士は主婦向きの資格!子育てをしながら取得も可能!
主婦の方が職場復帰を目指す場合に、多くの方々が頭を抱える「何か武器となる資格を持っておきたい」という点ですが、「取得までの難易度が優しいもの」「自分が興味を持てる分野である事」などが重視されがちです。しかしながら、長い目で考えた場合に是非とも頭に入れておいていただきたいのが「一生使える資格か」「独立開業なども可能か」「それなりに安定した収入が見込めるか」という点です。そして、この点に着目した場合におすすめなのが、「行政書士」の資格です。難しく考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、行政書士は学歴や経歴、就業経験などは関係なく、きちんと学習をしさえすれば誰でも合格の可能性のある資格で、現に10年もの間ずっと専業主婦であった方が合格してご自身で開業…というケースもあるようです。では、行政書士の資格がなぜ主婦の方々におすすめなのか、その詳細について見ていきましょう。
世の中の人々が行政書士資格の取得を考えたきっかけとは?
まず、世の中の方々はどのような理由がきっかけで行政書士の資格の取得を考えたのかについて見てみましょう。
- 元々税理士事務所で事務員をしていて、より顧客の信頼を得たいと思った
- 業務の関係上、個人情報保護法についての理解を深める必要があったので、そこからより幅広く民法や会社法などを学びたくて取得を考えた
- 「人生90年」と呼ばわるこの時代、何も資格がない事に不安を持って手に職をつけたかった
- これまで何かを成し遂げた経験がなかったので、敢えて難しいとされる行政書士資格の取得を目指した
- 元々は専業主婦だったが、夫に負けないくらいの収入を得たいと考えた
- 元々は専業主婦だったが、家庭との両立を実現させながらの仕事をしたくて行政書士を考えた
このように、世の中の人々は実に色々な理由で行政書士の資格の取得を考えるようですね。仕事がきっかけで、何か手に職をつけたくて…という意見が多い中、最近では専業主婦の方が「職場復帰の為に資格を取りたい」「子どもが独立したら夫に負けないくらい稼ぎたい」などの理由から行政書士資格の合格を目指す事も多いようです。同じような想いを抱いている方がいらっしゃいましたら、行政書士資格も視野に入れてみると良いかもしれませんね。
実は30代から目指す方、合格する方が多い「行政書士資格」!
資格の取得を考えた際に、「もう若くないし…」と諦めてしまう方もいらっしゃいますが、行政書士資格においては実は30代からが脂の乗る時期であると言われています。というのも、行政書士を目指す方々の年齢として
- 1位:20代
- 2位:30代
- 3位:40代
- 4位:50代
となっているからです。
※10代で目指したり、60代から目指したりする方もいらっしゃいます!
理由として、「30代で試験に合格、営業所で実務経験を積んで40代で開業」というプランが立てやすいというのもありますし、専業主婦だった方が将来の事を考えて挑戦しやすい資格である…というのもあります。30代の主婦の方と言えば、ご家族の事やお子様の事などでお忙しい方も多いかと思います。しかし、その中で空き時間を利用しながら資格を取得しておけば、いざお子様が小学校や中学校に進学したタイミングで職場復帰する事も出来ますし、上記のようにある程度実務経験を積んだ後に自分自身で開業…というコースも十分可能になるわけです。年齢を理由に諦めるのは勿体ないと思いませんか?是非チャレンジしてみましょう。
行政書士の資格を取得する事によるメリットとは?
行政書士の資格を取得する事によるメリットとしては、主に下記の事が考えられます。
- 行政書士は何歳になっても働く事の出来る仕事なので一生の財産になる
- 女性でも比較的働きやすく活躍の場が出来やすい仕事である
- 雇用形態や勤務時間などの幅が広いので、ライフスタイルに合わせて働く事が出来る
- 安定した収入を確保する事が出来る
- 受験資格に制限がないので、誰であっても挑戦する事が出来る
もちろん、資格の中では難関と言える部類に入るので、学習計画をきちんと立てた上で勉強を進めていく必要はあります。とは言え、一度取得をすれば、女性にとって働きやすい環境を手に入れる事が出来るというわけですね。また、それぞれのご家庭のスタイルに合わせて、フルタイム、パートタイムなどと働く時間を選ぶ事も出来ますし、最終的にはご自宅で開業…という事も十分に可能です。そのような意味で、女性にとって非常に魅力のある資格であると言えるでしょう。
そして特筆すべきは「行政書士」の仕事の特性上、1件に仕事において10万円台や20万円台のものを受ける事もざらにある、という点です。月に1〜2件の依頼を受けるだけでも収入になるので、派遣社員やパートとして外に働きに出るよりも効率よく収入を得る事が可能になるというわけです。合格までの道のりはそれなりに大変ではありますが、一度合格したらあとはスムーズにお金を稼ぐ事が出来ますよね。ご自身の力で収入を得て、ご主人をあっと驚かせてみませんか?
行政書士の資格を取得する事は本当に人気があるの?
まだまだ男性社会であるイメージの強い行政書士ですが、女性の間でも資格を取得する事の人気は高まりつつあるようです。というのも、
- 独立を視野に入れる事が出来るので、専業主婦出身の方でも自分に自信が持てるようになる
- 独立を考えた場合に、初期費用が比較的安価である
- 育児に合わせて仕事内容を調整する事が出来る
- 力仕事などが必要ないので女性向きでもある
などの理由が挙げられるからです。初期費用においては、極端な話、パソコンとプリンタさえあれば、あとは自宅で仕事のスペースを確保するだけで開業出来るようになるわけですよね。他にも上記のように、女性にとって嬉しいポイントが多いので、近年は女性でも取得を目指す方々が増えて来ています。
「行政書士の資格を取得する事」を一言で言うと?
「行政書士の資格を取得する事」を一言で言うと、「主婦の経験や状況を活かしやすく、収入にも直結する資格」と言ったところでしょうか。「主婦の経験や状況を活かしやすい」とは、具体的に言うと「ご自身のママ友やママ友の知り合いの方が離婚協議書を作成する場合などは力になれる」「財産管理などの問題の場合は、主婦の経験が活かせる場合が多い」などが挙げられます。法律の知識を身に付けたりするのももちろん不可欠ではありますが、ご自身の人脈だとかこれまでの経験なども、行政書士として働く上での大事な要素です。これは、逆に言えば主婦の方だからこそ活かせるポイントでもありますよね。「難しそう…」と気負いせず、興味のある方は是非頑張って取得を目指してみられて下さい。
働き方のプランとしてはどのような形が良い?
行政書士資格に合格した後は、まずは自分がどのような働き方をしていきたいかによって方向性が変わります。主婦の方においては、「働きやすさ」や「家庭との両立」を視野に入れる方が多いかと思いますので、将来はご自身で生計を立てていく(開業やフリーランス)という道を選ぶ場合がほとんででしょう。行政書士の良いところは、自宅でも仕事する事が可能なので、やり方によっては資金を抑える事が出来るという点です。
パソコン、プリンタを用意するだけで他にはお金はかからない。行政書士としての収入が全くない場合は、断然自宅開業の方が安価に抑える事が出来る。ただし、デメリットとしては、公私混合になりやすい点、自宅を常に綺麗に保つ必要がある点、集合住宅の場合は行政書士事務所として使用出来ない場合がある点などが考えられます。
事務所を構えているという事で信頼に繋がりやすくはあります。とは言え、賃料を抑えたいが為に立地の悪い場所や状態の悪い物件を借りるのは良くないでしょう。また、駅近、新築など条件の良い物件はそれなりに賃料もかかりますので、ある程度の開業資金がある方でないと中々厳しいと言えます。
このように、数点のデメリットはあるものの、初期費用を抑えられるという点で自宅開業は非常に有効的な方法でもあります。家事との両立もしやすいので、主婦の方には特におすすめの方法ですよね。上記を参考にしてみられてください!
主婦だからこそ「行政書士資格」の取得を目指してみよう!
前述のように、行政書士資格を取得する事は決して簡単な事ではありませんが、それは主婦であってもその他の職業の方であっても同じです。というわけで、スタートラインは皆一緒!と自信を持って取り組んでみてみられて下さい。
ご自身で、独学で行政書士資格の取得を目指す場合は、下記のポイントに気を付けるようにすると良いでしょう。
- 自分にとって使いやすい通信教育の講座を利用する
- 過去問を最低でも過去10年分は解くようにする
- 六法全書も併用して勉強を進める
- 期間を「概要のインプット期間(1〜3ヶ月め)」「問題集、過去問を解くアウトプット期間(4〜6ヶ月め)」「追い込みの直前期(7〜9ヶ月め)」という様に、3つの期間に区切って学習を進める
- 無理なスケジュールを立てず、自分や家族の時間の事も大切にする
決して無理をせず、飽くまでもご自身やご家庭の事を考えた上で、ライフスタイルを考慮して勉強の計画を立てる方が断然学習意欲も沸きますし、モチベーションを維持する事も出来ます。合格をすればあとは楽しい行政書士ライフが始まる!とイメージをしながら、前向きに進めていく事をおすすめします。
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このように、行政書士資格は、「主婦には難しい資格」では決してなく、「主婦だからこそ挑戦して欲しい」である事が分かりました。ママ友ネットワーク、家計、介護、育児などの日常生活の問題に関する知識と経験は、主婦の方だからこそ活かせるものです。そのような強い武器を持っているという事を忘れず、是非挑戦してみられて下さい。