女性にもオススメな意外な穴場資格特集!
主婦の方が職場復帰を目的に何か資格の取得を検討する場合、多くの方は、「色々な企業から需要がある資格」「人気の資格」などのいわゆる「王道資格」をイメージする場合が多いのではないでしょうか。もちろん、世間のニーズに合わせて資格の取得を目指すのは効率も良いですし、ある程度選択肢が決定されているので種類を選びやすくもあります。しかし、世の中には「意外と必要とされている資格」「保有していると安定した収入に繋がりやすい資格」などの、「穴場資格」もまた注目されつつあるようです。では、その「穴場資格」には一体どのような種類があるのでしょうか。その詳細について見ていきましょう。
一般的に人気の高い「王道資格」とは?
本題の穴場資格のご紹介の前に、まずは世間的に人気があり需要も高い「王道資格」について見ていきましょう。王道資格については、主に下記のようなものが挙げられます。
・パソコン検定試験
⇒MOSなど、パソコンの能力を試す試験全般を指す。事務職などで重宝されるので女性に人気。
・医療事務
⇒医療機関の数だけ求人の可能性があり、難易度もそこまで高くないので人気の資格。
・調剤薬局事務
⇒家庭の状況に合わせて働き方を選べたりするので、女性に人気。
・簿記検定
⇒女性に人気の経理のお仕事において重宝される資格。中小企業から大手企業までニーズがある。
・保育士
⇒主婦の経験を活かしやすい事から、職場復帰を目指す方が後から取得するケースも多い。
・歯科衛生士
⇒清潔感のある歯科医院でのお仕事となるので、女性に人気の資格。
上記はほんの一部ではありますが、女性の方々から高い人気を得ています。皆さんも、資格情報誌などで目にした事があるのではないでしょうか。比較的取得をしやすいだけでなく、無事に資格試験に合格した後もそれなりに求人の多い職種の資格なので、すぐに働きたいという方にも人気が高いようです。
上記で「王道資格」についてご紹介いたしましたが、実はこれらの資格には意外な落とし穴がある事をご存知でしょうか?もちろん、前述の通り「求人数が多い」「比較的取得しやすい」などのメリットもありますが、下記のような落とし穴もあるので注意が必要となります。
・「王道資格」は人気が高いので、保有人口が多い
⇒資格を持っている事はもちろん就職活動の場での武器ではありますが、「王道資格」の場合は保有人口が多い事から、書類選考の時点でフィルターにかけられてしまい、自分の強みまでアピール出来る機会に至らないケースがあるようです。
・「求人が多い」という事は、それだけ見る目を養う必要がある
⇒就職活動をするにあたって「求人数が多い」というのは非常に嬉しい事ではありますが、その分、「おかしな職場ではないか」「本当に自分のやりたい事を活かせる職場か」を見極める必要があります。いくら資格を活かして就職する事が出来たとしても、そこがご自身のイメージと大きくかけ離れてしまっていた場合には、またそこを辞めて転職…という事態にもなりかねません。あまりにも転職回数が多いと、面接官からも不信に思われてしまう可能性もありますよね。一見メリットだけに思える「求人が多い」という状況も、場合によってはデメリットが発生してしまうようです。
・「王道資格」はその名の通り「王道」なので、面接担当者の目に留まりにくい事も…
⇒大変に極端な例ではありますが、例えば履歴書のスキル欄に「普通運転免許」という記載がある方と、「自家用操縦士資格(自家用の軽飛行機などを運転出来る)」という記載がある方であれば、どちらの方により興味を持ちますか?恐らく後者ではないでしょうか。「何故その資格を取ろうと思ったのか」「その資格を取って良かった事はあるか」など、たくさんの話を聞いてみたくなりませんか?「王道資格」の場合は、先の例で言うところの「普通運転免許」のように、没個性になってしまう可能性も無きにしもあらずです。活かせる資格である事は間違いありませんが、アピールポイントとしてはどうしても強く出られない場面も少なくないようです。
このように、「王道資格」はたくさんの仕事の可能性に恵まれる一方で、「王道」であるが故の落とし穴もあるようです。決して「王道資格は良くない」というわけではありませんが、頭に入れておくようにしましょう。
転職で面接担当者に注目されるかも!?主婦におすすめの穴場資格について
ここで本題に入りましょう!では、「王道資格」とは反対に位置する、いわゆる「穴場資格」にはどのようなものがあるのでしょうか?その一部をご紹介したいと思います。
まず、保有をしている事で意外な仕事に繋がりそうな資格について4点ご紹介いたします。
・フォークリフト資格
⇒男性の保有者は一定数いるようですが、女性でこの資格を持っている方は多くありません。大きな企業となると、会社内に在庫置き場の倉庫があって、フォークリフトを操作出来る人材を求めているケースも多々あります。女性がフォークリフト資格を持っている事によって、「事務職も任せられるしフォークリフト操作も頼める」という事で、男性保有者を一歩リードする事が出来るというわけですね。女性でこの資格を持っていれば、重宝される事間違いなしです!
・世界遺産検定
⇒著名な方で保有者がいるという事で近年知名度が上がったこちらの検定ですが、趣味として取得するのはもちろんの事、旅行会社で働きたいという方にもおすすめの資格です。海外旅行のガイドのお仕事の際に活かす事が出来たり、旅行のプランを考える際にその知識を活かす事が出来たりなど、活用の場がたくさんあります!旅行関連の会社に転職をしたいと考えている方は、こちらも検討してみられて下さい。
・チョークアート認定講師試験
⇒カフェや雑貨店などでよく見かける事のある「チョークアート」。黒板に色とりどりの文字やイラストが描かれ、とても目を引きますよね!実はこの「チョークアート」にも資格があり、知識とスキルを身に付ける事で非常にハイレベルな看板を描く事が出来るようになります。カフェや雑貨店で働いてみたいという方は、是非こちらの試験に合格した後に、ご自身の作品の写真などを面接担当者にアピールしてみてはいかがでしょうか。
・危険物取扱者
⇒ガソリンスタンドや病院、あるいは薬品を取り扱うような職場への転職を考えている方におすすめの資格です。この資格の保有者は圧倒的に男性が多く、女性の場合だと保有をしているだけでものすごいアピールポイントとなります。女性で「危険物取扱者資格」を持っているなんて、何だか格好良いですよね!男性顔負けの仕事をしてみたいという方は、是非挑戦してみられて下さい。
次に、今後の我が国において需要がありそうな穴場資格について3点ご紹介したいと思います!
・「マクロビオティック関連資格」「薬膳コーディネーター」などの栄養系資格
⇒ご存知の通り、少子高齢化まっしぐらの日本は、今後「健康維持」や「健康向上」の需要がより高まってくる見通しです。医師看護師などの医療系資格、介護関連資格ももちろんですが、社会保障費や医療費の抑制を目的として、健康面をサポートするようなお仕事のニーズは間違いなく増えるでしょう。
・ヨガインストラクター資格
⇒現在はどちらかと言うと美容面での需要が高いこのヨガインストラクター資格ですが、今後はさらなる少子高齢化に伴い、「介護予防」という側面からのニーズが高まってくるようです。高齢者の方に向けたレッスンの展開を求められるなど、新たな働き方も注目されつつあります。
・メイクセラピー検定
⇒お化粧は実は、高齢者の方にぴったりの動作なのです。というのも、例えば「高齢者の方にお化粧をする」事によってお元気になっていただけますし、また、高齢者の方ご本人に実際にご自身でメイクに挑戦していただく事によって、脳神経を良い意味で刺激し、認知症の予防や程度の軽減に効果が期待出来るという事も報告されています。新しい「お化粧」の活かし方が注目されているという事になりますね。
このように、今後の日本の展望に合わせた資格の取得を目指すのも1つの方法であると言えそうですね。こちらも併せて抑えておきましょう。
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このように、主婦の方が資格を取得するにあたって、敢えて、保有人口の少ない「穴場資格」を検討するのは非常に有効的である事が分かりました。前述の通り、決して「王道資格」に魅力がないわけではありませんが、保有人口が多いと、どうしてもその資格を持っている事自体よりも「経験」の方で判断されてしまいがちで、資格そのものが生きなくなってしまいます。そのような観点で言うと、他の人があまり持っていないような「穴場資格」を持っている事で、「自分はこういう面で仕事が出来ます」というのをアピール出来るのはとても嬉しいですよね!資格は、保有しているだけでは意味がありません。せっかく取った資格をきちんと活かす事が出来るよう努めていきましょう。