主婦が資格試験に挑む時の罠!試験時の注意点など!
大人になってから何かの試験を受ける場合、学生時代のそれとは勝手が違うので戸惑ってしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。例えば、学生時代であれば服装は制服で行けば良いですし、受験票などの持ち物などについても学校側でしっかりと告知してくれます。受験料についても、親御さんが支払いをしてくれるので任せっぱなしではありませんでしたか?もちろん学生時代においてはそれで問題ないのですが、いざ社会人になって自分1人で全ての手続きや準備をするとなると、漏れがないか入念にチェックをしておきたいところです。近頃は主婦の方も社会復帰に向けて資格の取得を目指しているケースが増えているので、資格試験を受ける際の注意点について押さえておくと安心ですよね。早速、試験時に気を付けるべきポイントについて詳しく見ていきましょう!
資格試験時の服装はどうすれば良い?
まず気になるのが「試験時の服装について」ではないでしょうか。「試験」というワードがそもそも少しピリッとする威力を持っているので、「スーツなどのきちんとした服装で行かなければ減点されるのでは…」と心配になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。では、実際のところはどうなのでしょうか?
結論から言うと、「試験時の服装に特に規定はない」というのが一般的です。実際、資格試験の際には実に様々な服装の方がいらっしゃる事が分かるかと思います。もちろん、スーツを着用する事が悪いわけではないので、「気を引き締めて特別な気持ちで試験に臨みたい」という方はスーツを着て受験しても構いません。ただし、普段着なれていない服装で動きにくかったりすると試験の内容に集中出来なかったりするので、普段通りの服装でリラックスして臨む方が良いでしょう。
ただし、これは主婦の方が受験をする機会はあまりないかとは思いますが、公務員試験や官公庁入所試験などの場合には、服装や髪色、アクセサリーをチェックされる場合もあるので、受験概要をきちんと確認するようにしましょう。
資格試験時に用意するべき持ち物の内容とは?
次に、受験にあたって用意するべき持ち物について詳しく見ていきましょう。資格試験の内容によって細かい部分は異なりますが、大体は下記の持ち物を持っていれば間違いないとされています。
<必ず用意すべきもの>
・受験票
・身分証明書(保険証、運転免許証、住基カードなど)
・筆記用具
※シャープペンシルだけでなく、鉛筆も用意しておくとなお◎。
・腕時計
※試験中には携帯電話で時間を確認する事が出来ないので必須アイテム。
・試験に持ち込み可能な資料
※資格によっては、試験中に資料の閲覧が可能なものもあります。
<あると便利なもの>
・酔い止めの薬(乗り物に酔ってしまった時用に)
・下痢止めの薬(急な腹痛に備えて)
・鎮痛剤(急な頭痛などに備えて)
・上着(体温調節を自分で管理出来るように)
試験時は精神的にも緊張をしている状態なので、思わぬ身体の不調が発生したりもします。基本的な持ち物の他にも、一般的な常備薬一式を持っていると便利ですね。また、必要なアイテムについては大きめのポーチにまとめて入れておくと持参漏れを防ぐ事が出来ます。是非、参考にしてみられて下さいね。
試験前日に気を付けるべきポイントとは?
また、試験前日の過ごし方や気を付けるべきポイントについても確認しておきましょう。
- 試験会場が初めて行く場所であれば、地図できちんと確認をしておく
- 試験会場までの行き方について確認をしておく
- 試験会場付近のコンビニエンスストア、公衆トイレの場所などを把握しておく
- 持ち物に漏れがないかチェックをする
- 複数の交通機関の利用を想定しておくとなお◎。
※天侯によっては利用出来なくなる交通機関もあるので、いくつか想定しておくと便利。
- 前日の追い込みの勉強はほどほどにする
※前日に焦って詰め込むよりも、体調を整える事を優先する方が◎。
試験前日の過ごし方も、当日の体調や精神状態を大きく左右します。不安になり過ぎる事なく、持ち物や移動に関するチェックが完了したら早目の就寝をおすすめします。
資格試験当日に気を付けるべきポイントとは?
そして、資格試験当日の行動として気を付けるべきポイントについても押さえておきたいところです。下記の注意点を留意しておくと良いでしょう。
- 朝は余裕を持って起床するようにする(遅くとも試験の3時間前までには起きるのが理想)
※試験前日の追い込みで遅くまで起きているのはNG。
- 試験当日の朝はカフェインの過剰摂取に注意する
※利尿作用があるので、何度もトイレに行きたくなってしまう恐れがある。
- 午後からも試験がある場合は、昼食の食べ過ぎに注意をする
※満腹になると眠気が襲って来る可能性があるので注意が必要。
- 車で会場へ向かう場合は、駐車場があるかどうかを確認してお
く※予め調べておかないと当日に慌ててしまい、最悪時間に間に合わない場合も。
上記についてしっかりと押さえておきましょう!
受験をする上での注意事項とは?
さらに、併せて押さえておきたいのが、受験をする上での注意事項についてです。もちろん、それぞれの資格試験によって細かい部分のルールは異なって来ますが、下記についてはほとんどの試験において共通している注意事項なのでしっかりと覚えておきましょう。
- 解答用紙は試験官が回収する。会場の外に持ち出す事は不可。
- 試験についての合否、採点に関する質問への回答は不可。
- 受験した者の試験の解答を開示する事はない。
- 集合時間や開始時間に遅れると受験が出来なくなる。
- 試験会場を間違えてしまった場合も受験は不可。
- 受験票を勝手に修正、訂正などをした場合には無効となる。
- 試験官の指示に従わない場合には受験不可となる。
- 必ず指定された席で受験をしなければならない。
- 不正行為があった場合には失格とみなされ、その日の受験もその後の受験も出来なくなる
- 試験中の飲食は不可。
- 他者の代わりに受験をする事は不可。
上記は飽くまでも一般的なルールなので、ご自身が受験をする試験の概要をしっかりと確認し、どのような決まりがあるのかを頭に入れてから受験に臨むようにしましょう。
主婦の方がおうちで出来る試験に向けての一工夫について
これまでは、資格試験そのものに焦点を当てて様々な注意点についてご紹介して参りましたが、主婦の方がご家庭において簡単に出来る「試験に向けての一工夫」についてもご紹介しておきたいと思います!
資格試験において合格を目指すには、何よりも「体調管理」が大切です!身体に不調を抱えたまま受験に臨んでも、これまでせっかく勉強して来た事の成果を100%出す事が出来ませんよね。ほんの少しの工夫で、体調を万全にする効果が期待出来ます。下記の事に注意をしてみられて下さい。
<受験時期が夏の場合>
・冷房の使い方に気を付ける
※風邪をひいてしまったり、喉の調子が悪くなってしまったりする恐れがあるので
・食中毒防止の為に、食事内容にも気を付ける
・こまめに水分を補給し、脱水症状や熱中症に気を付ける
・冷たいジュースやアイスクリームなどの摂り過ぎに注意する
※女性にとって冷えは大敵。思わぬ不調の引き金になってしまいます
<受験時期が冬の場合>
・インフルエンザの予防接種を済ませておく
・風邪の兆候が見られたら早目に薬を飲んで体調を整える
・入浴後は湯冷めをしないように衣服を工夫する
・必要以上の外出は控えるようにする
・家族が体調を崩してしまった場合には自分にうつらないように気を付ける
<通年>
・徹夜などの身体に負担をかけるような勉強はおこなわず、しっかり計画を立てて進めていく
・冬場に限らずマスクを常備しておく
※「風邪をひく人」はどの季節においてもいらっしゃるのでしっかり予防をしましょう!
・暴飲暴食に気を付ける
最後に、ご自宅内において簡単に出来る「環境の工夫」についてご紹介したいと思います。注意点とまでは行かずとも、「勉強に集中出来る環境」を作り出す事も、試験に向けての立派な施策です。下記の点に注意をして、試験までの毎日を過ごしてみられて下さい。
・無音でなく、適度な雑音の中でも集中出来るよう訓練する
⇒完全に「シーン」としているよりも、適度な雑音の中で集中出来るような習慣を身に付けておくと試験に役立ちます。もちろん試験中に至る場所で騒音が発生するという事はありませんが、神経質な方は「他者の鉛筆の音が気になる」「人の気配が気になる」という状況になり、試験中に問題に集中出来なくなってしまう可能性もあります。予め、ある程度の雑音の中でも集中出来るよう訓練をしておくのも1つの手ですね。
・ご自宅での学習時にはアロマを利用する
⇒アロマの中には「集中力を高める効果が期待出来る」という嬉しい効能があるものも少なくありません。例えば、「イランイラン」「レモングラス」「ペパーミント」「グレープフルーツ」「ローズマリー」などは、すっきりとした香りが集中力を高めてくれる効果が期待出来る事で有名なので、ご自宅で勉強をされる際は試してみられるのもおすすめです。
上記、是非参考にしてみられて下さい。
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このように、社会人になってからの受験は何かと準備が漏れがちです。事前にしっかりと何が必要なのかを確認し、前日には早目に就寝して当日に備え、試験の日には自分が一番リラックスをして受験が出来る服装で臨むようにしましょう!